人間が健やかに生きていくために必要不可欠なものと言えば「睡眠」です。
睡眠をとることで疲労回復につながり、さらに成長ホルモンを分泌させたり、免疫力を高めることができたりと、
様々なメリットがあることは、ご存知の方も多いかもしれませんが、すぐに眠れなかったり、寝つきが悪いなど、
日本人の5人に1人が睡眠に関して何らかの問題を抱えていると言われており、深刻な睡眠障害で悩んでいる人も多くいます。
睡眠障害の原因の多くは、ストレスや不安が関係していることから、簡単に改善することは難しいと言われており、
まずは根本的な原因を見つけ出し、その問題を解消する必要がありますが、場合よっては病院での治療が必要がになることもあります。
そんな、一度発症すると中々治しにくい睡眠障害ですが、近年、新たな睡眠障害の改善方法として注目を集めているのが「CBD」です。
様々な健康効果があることで、今世界中で話題となっているCBDは、効果の1つに睡眠の質を高める作用があり、
さらに精神を安定させてリラックスさせる働きもあることから、ストレスや不安が原因による睡眠障害の改善に効果的で、
CBDを摂取することであらゆるタイプの睡眠障害を改善できると言われています。
そこで今回は、CBDと睡眠の関係性について、詳しくご紹介します。
睡眠障害の種類
一口に睡眠障害と言っても有名な不眠症だけでなく、様々な種類が存在しており、それぞれ原因や症状が異なります。
まずは、睡眠障害の種類について詳しくご説明します。
1.不眠症
睡眠障害の代表的な症状が「不眠症」です。
不眠症とはスムーズに眠ることができない人や、寝つきが悪く、夜中に何度も起きてしまう人など、
様々な理由によって正常に眠ることができない状態が1ヶ月以上続いた場合のことを指します。
発症する年齢は、20代~30代にかけて始まり、年齢を重ねるにつれて発症しやすくなると言われており、
男性よりも女性の方が比較的、不眠症で悩んでいる人が多いと言われています。
そんな不眠症は、以下の4つのタイプに分けることができます。
●入眠障害
不眠症のタイプの中でも特に多いとされているのが、「入眠障害」です。
寝つきが悪く、床についてから眠るのに毎日2~3時間以上はかかってしまうと言う方に当てはまります。
●熟眠困難
しっかりと寝たはずなのに、朝起きても疲れが十分にとれていないと感じたときは、「熟眠困難」の可能性があります。
睡眠時間が長いにも関わらず、十分に眠ったと言う実感が持てないときは、眠りが浅く、熟睡できていないことが原因であり、
疲れがとれないと言うことは、脳を休ませられていないと言う証でもあります。
●中途覚醒
夜中に何度も起きてしまう症状のことを「中途覚醒」と言います。
加齢と共になりやすくなる為、高齢者に多く、主に一晩で2~3回以上覚醒する場合を指します。
●早朝覚醒
起床予定時刻よりも大幅に早く目覚めてしまうことが多い場合は、「早朝覚醒」の可能性があります。
概ね2時間以上前に起きてしまい、その後一切眠れない状態のことを指し、うつ病の人に多い傾向があります。
2.睡眠呼吸障害
「睡眠呼吸障害」とは、睡眠中に呼吸が止まったり、大きないきびをかいたりと異常な呼吸を起こす障害の総称を指し、
中でも有名なのが「睡眠時無呼吸症候群」です。
睡眠中、大きないびきをかいた後に、無呼吸状態が20秒から40秒間続き、これを何度か繰り返し行われることで身体に様々なダメージを及ぼし、
それに伴い日中に眠気や倦怠感を感じたり、起床時に頭痛を感じる場合があります。
3.過眠症
日中にも関わらず、強い眠気が襲ってくる場合は「過眠症」の可能性があります。
過眠症の1つである「ナルコレプシー」と呼ばれる症状には、重症の場合だと、食事中や他の人との会話中に突如居眠りしてしまうことがあり、
10分ほど居眠りして起きた後も、再び眠気が襲いかかることもあります。
運転をする方は、交通事故を起こすリスクが高まることから、ナルコレプシーと診断された場合は、細心の注意を払って生活をしなければなりません。
ですが、発症する割合は1000人に1人と比較的少なく、ほとんどの人が10代で発症すると言われています。
4.概日リズム睡眠障害
人間の身体には、体内時計が備わっており、朝になると目覚め、そして夜になると眠くなってくるのは、
この体内時計から指令を受けており、リズムを刻みながら身体の様々な場所をコントロールしています。
しかし、何らかの原因によって体内時計と地球のサイクルとの間にズレが生じてしまう場合があり、
これを「概日リズム睡眠障害」と呼びます。
概日リズム睡眠障害にはいくつかの種類があり、海外に行った際に起こりやすい「時差症候群」や、
寝付く時刻や目覚める時刻が毎日少しずつ遅れていく「非24時間睡眠覚醒症候群」、夕方から眠気が襲い、早朝に目が覚めてしまう「睡眠相前進症候群」、
深夜遅くまで寝付けず、眠った後は昼まで目が覚めない「睡眠相後退症候群」などがあります。
人間の体内時計の周期は24時間以上あると言われており、正しく作動させるには朝の光を浴びるようにし、
寝る前はテレビやパソコン、スマートフォンと言った強い光りを放つものを浴びないようにしましょう。
CBDで睡眠障害が改善する!?驚くべき効果とは
十分に眠れなかった日が連日のように続くと不安を感じてしまい、やむを得ず睡眠薬や睡眠導入剤に手を出してしまう方もいるかもしれませんが、
一度使用すると依存性の不安があり、使うのは抵抗があると言う方も多いかもしれません。
近頃では睡眠薬や睡眠導入剤よりも睡眠誘発作用が弱めで、ドラッグストアで気軽に購入できる睡眠改善薬も数多く登場していますが、
出来る限り、薬に頼らずに改善していきたいと思うのではないでしょうか?
そこで取り入れたいのが「CBD」です。
ヘンプ(大麻草)に含まれている成分の一種である、CBD(カンナビジオール)には、自律神経を整える働きを始めとする、
数多くの健康効果が期待でき、その上、現代社会において切っても切れないストレスや不安などの症状を緩和させる作用もあることから、
現在、欧米を中心に大ブームを巻き起こしています。
CBDで睡眠障害が改善!
CBDは、医療疾患においても幅広く活用されているほど、様々な症状を改善・緩和する働きがあり、
その中でも注目したいのが、睡眠障害の改善です。
人間の体内には、痛みや感情、食欲、睡眠などをコントロールしている「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」と言う機能が備わっていますが、
CBDはこのECSに作用し、ECSの機能を向上させる働きがあります。
ECSを活性化させると、自律神経を整えられることから精神が安定し、さらに副交感神経が優位に働くことで眠気が起きやすくなり、
これによって入眠障害を改善することができます。
それだけでなくCBDには、睡眠時のレム睡眠とノンレム睡眠のバランスを整える作用もあり、睡眠の質を高める働きも期待できます。
そしてCBDには、リラックス作用があり、うつ病や不安を和らげ働きもあることから、これらの症状が原因で起こる睡眠障害の改善にも期待でき、
精神的な症状と睡眠障害を同時に解消することが可能です。
CBDの安全性について
CBDは、大麻をベースにした成分であることから、安全性について疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
CBDは、マリファナのような幻覚や精神作用を引き起こすことは無く、その上依存性や中毒性も全くない為、
日本国内においてもCBDは合法となっており、安心して取り入れることができます。
しかし、全ての人にCBDをおすすめできるわけではありません。
妊婦や授乳中の方、そしてお子さんはCBDの摂取はなるべく控えた方が良いと言われており、
また、眠気が来るので運転する数時間前に摂取するのは必ず控えるようにしましょう。
さらに、薬を服用していると言う方も注意が必要です。
薬の種類にもよりますが、CBDとの併用によって薬の効果が強まってしまう場合があるので、摂取する前には医師に相談をしてみましょう。
睡眠障害の改善にはCBDオイルがおすすめ!
現在、様々なCBD製品が登場しており、日本国内でも手軽に入手できるようになっていますが、
睡眠障害の改善を目的にCBDを取り入れたいと言う方におすすめなのが「CBDオイル」です。
CBDオイルとは食用オイルにCBDが配合されたオイルで、数あるCBD製品の中でも特に人気が高く、
人気の理由が、コスパの良さと摂取のしやすさです。
CBDオイルは他のCBD製品よりも圧倒的にコストパフォーマンスが優れており、
容量にもよりますが、1回当たりの摂取量が少量の為、すぐに使い切ってしまうと言うことがありません。
そして、CBDオイルは、摂取方法が簡単なのでCBD初心者の方でもすぐに取り入れることができ、
一般的な摂取方法である「舌下摂取」や「経口摂取」以外にも、皮膚に直接塗る「経皮摂取」と言う方法でも取り入れることが可能で、
気分や症状によって摂取方法を変えることができます。
睡眠障害の改善のみならず、あらゆる症状の改善が期待できるCBDを、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
睡眠障害は、重度の場合は病院での治療が必要になりますが、比較的軽度の場合は、
生活習慣の見直し、そしてCBDで改善することができます。
睡眠は眠っている時間が長ければいいものではなく、良質な睡眠をとるようにすることが何よりも重要です。
その為、CBDを取り入れて睡眠の質を向上し、健康な毎日を手に入れましょう。